| 周知のように、わが国における食糧消費水準は、近年経済の高度成長とともに著しく向上してきたが、全体的には穀類を中心とするでん粉質食料の消費が減り、一方、肉類などの蛋白質食料を始めとして、野菜、果実、油脂類の消費が増大するといった傾向を示している。このような趨勢の中でわが国の施設園芸は急速な発展を遂げ、昭和50年度における設置実面積はガラス室1,128ha、ハウス21,862ha、合計約2.3万haに達したが、これは実に昭和44年度の設置面積の2倍に相当する。
このように園芸ハウスの環境調節は施設の増加とともにますます重要な課題となることと考えられるが、この小冊子はその一つの手引きとしてとりまとめたものである。
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