| 内水面養殖漁業の動向は経営体数、養殖施設数、生産量とも年々増加している。特に200カイリ問題の表面化した昭和52~53年にかけては顕著な伸びを示した。一方養殖対象魚種も多様化して外国産魚種をはじめ在来魚種の養殖化も推進されている。内水面養殖漁業の今日の発展には費殖技術の進歩と費殖機器類の開発がある。特に電気を導入した養殖機器類の開発には日を見張るものがある。
また、電化機器の導入で高密皮養殖が盛んになり生産量も大将に増加した反面、落雷、交通事故等に起因した停電事故による生産上の危険度も高くなった。停電による生産上の事故対策としては自家発電施設を具備することで解決できることを認識しておくことであり、出来得れば計画の段階から自家発電施設を完備することが望ましい。
これらの観点から内水面養殖漁業と電化の導入、養殖漁業における適地適作と生産工程の大略、並びに費殖漁業電化の普及状況を中心に概説する。
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